高校野球夏季大会観戦記

投稿日:  投稿者: 横山 尚登

高校野球夏季大会は初戦鳥取東高と対戦、7対3で勝利しました。

0対0の均衡を破ったのは3回、ワンアウト満塁から3番西田がタイムリーヒットで2点先制、続いて4番山田がセンターへ犠牲フライで1点追加。どの選手も迷いのないバットスイングで、打球は鋭い。

5回は両チームともエラーがらみで3点ずつの失点。次の試合に活かせるよう、きちんと振り返っておきたいところ。

6対3で迎えた7回の裏、ワンアウト・ランナー3塁の場面で7番二宮がレフト線ぎりぎりの柵越え大ファール。スタンドから「おしい!」の声が聞こえた。次のバッティングは…、と注目の中、二宮が見事にスクイズバントを決めた。3塁ランナー上岡も迷わずスタートし7対3とした。

私は今日の試合を見て、選手に迷いがなく、動きに無駄がない、と感じた。唯一5回の失点は緊張のためか動きが硬かった。私が一番高く評価したいのは7回裏のスクイズだ。二宮は柵越えの大きなファールを打った直後のスクイズのサインを迷うことなく、確実に、一塁線に最高のバントを決めた。次はホームランか、と敵味方とも注目する中でのスクイズだからこそ鮮やかだったと思う。迷わずサインを出した監督も監督なら、迷わずバントを決めた選手も選手、天晴れと言いたい。

育英のチームは勢いがある。米子西高戦を楽しみにしたい。

みなさん、応援よろしくお願いいたします。

 二宮 西田

       先発二宮の好投              3回裏西田のタイムリーヒット      

 先制点 校歌
                     今大会初得点                 歓喜の校歌斉唱